ユキヤナギを丘中に植える

2020年03月15日
丘の記録
ツツジだけ植栽した状態の丘

ここ数ヶ月の作業によってこの丘に草木を植える上で最低限の状態は整った。しかし、いざ何を植えるのかという状況になると案外迷うものだ。

木が土地に根を張ることでの地崩れ防止、葉を繁らせ日陰を作ることでの雑草防止など木を植える事のメリットは多々ある。

しかし考えなしに木を植えて元のジャングルに戻してはたまらない。管理の易さを思えば低木がベストだ。

壁面から生える実生のユキヤナギ

あれこれ考えながら自転車を漕いでいると、コンクリート擁壁の目地を突き破って生えているユキヤナギを見つけた。

風に揺れる花枝は優雅で、何よりその強健さはこの姿を見れば分かるように低木の中でも右に出るものはいない程である。

乾燥に非常に強いのもあるが、元々が渓谷に生えている木なので大体の植物が苦手とする多湿にそこそこ強い。

岩だらけの場所や崖など過酷な場所に育つ為か根張りが非常によく、土質も選ばない。

そして渓谷の増水時に水の抵抗を受け流す為、柳のように進化した枝は強風にもとても強い。もう全部こいつだけで良いんじゃないか?

大量のユキヤナギの苗

帰宅して直ぐにネットで注文し、後日大量にユキヤナギが届く。

ひとまず40本程注文し、自転車のカゴとリュックに入れて4往復ほど自宅と山を行き来して運んだ。

並べた黄葉のユキヤナギの苗

購入の際に調べて驚いたのはユキヤナギにも色々と栽培品種が存在したことだ。

ピンク色の花を咲かせるもの(ピンクユキヤナギ/フジノピンキー)黄葉のもの(黄金ユキヤナギ)など、案外様々な品種があった。

並べられたピンクユキヤナギの苗

ピンクユキヤナギとフジノピンキーは資料によって同じものと言っていたり違うと言っていたりして多少困惑するが、何れも育てていけば分かるだろう。

ユキヤナギ植栽中の崖

早速砂利を除去した広大な土地にユキヤナギを植えていく。

砂利だらけでスコップも弾かれていた地面を普通に掘ることが出来る現状は中々感慨深い。

大分無茶な角度で植えたりもしているが、どんな斜面も壁面もユキヤナギの自生地を鑑みればいけるだろう。頑張ってほしい。

切り株の上に置かれたジョウロ

非常に悪い足場で植栽をしているが、苗を植えた後の水遣りが難儀である。

水道は200メートル程先の恩人の住居付近にあるのだが、ホースは当然この丘まで届かないのでジョウロ片手にひたすら往復することになる。

山に植えつけられたユキヤナギの苗達

ジョウロで水をやりながら片手に抱えた石灰をばら撒いていく。

前はこの斜面を竹や雑木に掴まりながら移動することが出来たのだが、それらがなくなった今は移動難易度が大分上がった。

ユキヤナギの植栽が完了した丘

購入した分の苗すべてを植え終えてもこの山には未だ土色が多い。

まずはユキヤナギがしっかりと土地に根を張り成長するまで、生えてくる雑草をひたすら抜き続け適度に水をやることである。

今は良いが下半期に仕事が激化してきてからが問題だろう。

引っこ抜かれて散らばった雑草

ギリギリ冬と言える今ですら既に自然の回復力は凄まじく、雑草は私の頭髪と違ってあっという間に生えてくる。

この土地の広さで少しでもサボればあっという間に丘は雑草の緑に埋め尽くされるだろう。

根ごと抜いた雑草

雑草たちは表面に1センチ程しか顔を出していなくても大抵根は非常に立派なものを持っているので厄介である。

おまけに表面だけを全て切り取ったところで大体の場合根が枯れはしないのだ。かといって完全に引っこ抜いたところで次の種が元気に発芽する。無限発芽編。

根ごと抜いたスギナ

かつては竹と雑木と葛が日光を遮っていたおかげで大人しかったスギナも牙を向こうとしている。

引っこ抜くのに苦労するのでやめて欲しい。

根ごと抜いたドクダミ

ドクダミも強敵である。

いっそ彼らをそのままグランドカバーにすれば楽そうだが、案外背が伸びて湿気を呼ぶので残念ながら退場して貰う。

足のように見える根を持つドクダミ

マンドレイクタイプのドクダミを綺麗に引っこ抜けた時は多少の喜びがある。

雑草のことはともかくとして、今回のユキヤナギの植栽でようやく花の丘計画のスタートラインに立てた。

ここからを本番と捉え、気合を入れて作業していきたい。私の時間と体力と財布の許す限り。



s5.png 🔜 荒れた庭を整備する

s3.png 🔙 丘の地崩れを修復する


トワいライト
この記事を書いた人: トワいライト
 
荒れた山を花の丘に作り変えたい

ネットにリアルタイムの連絡、発信手段を持っていないので連絡、依頼などは山まで直接よろしく候