ユキヤナギ(雪柳) | 紹介

2021年05月25日
植物管理用記録

ユキヤナギ


ユキヤナギ

育成難度 非常に扱い易い
樹高   2~3m
開花時期 3月上旬~3月下旬


備考 ・日差しに強い
   ・乾燥にも多湿にも強い
   ・半日陰でも育つが花数が減る
   ・株が若い内は4月から7月程までアブラムシが大量発生することがある

3月の上旬から下旬まで、柳のように枝垂れた枝に白い花が雪のように開花する。極めて生命力が強い。

特徴としてはまず強健である。非常に生命力が強い。
暑さ寒さ、乾燥、多湿、強風から病気にまで幅広く強い。
一度しっかりと根付けば水やりはいらず、台風が吹いても柳のような葉が強風を受け流してくれる。

2020年のユキヤナギ苗 ➡ 2021年のユキヤナギ苗

成長速度もとても早く、春に30cm程の苗を植えておけば1年で1m程度には育つ。
萌芽力も旺盛で地際10cm程で刈り込んでも問題なく、樹高の維持などを含めて扱い易い。
害虫にも強いが、株の状況によっては4~7月頃新芽にアブラムシが大量発生する。
オルトラン、モスピラン、スミチオンなどでローテーションを組んで対処すると良い。

ユキヤナギが生えた丘

土壌もあまり選り好みせず、粘土土や砂利混じりなどの悪環境でもそこそこ元気に育つ。
斜面や壁面でも植え込めば育つことから植栽箇所の選択肢が多い。
日照は半日陰程度なら生育には問題ないが、てきめんに花付きが悪くなる。

地植えならば根付けば真夏に直射日光が一日中当たるような場所でも水やりがいらない程には乾燥に強い。
ただし苗を植えた後、きちんと根付くまでは水を欠かしてはいけない。

伸びる新芽

毎年凄い勢いで成長するので、都度剪定してサイズを整えた方が良い。
枝を根元から抜いて透かすか、丸く、または地際で刈り込んでも問題ない。
剪定せずにそのまま放っておくと3m程の大きさまで育つ。

花芽の分化は秋頃なのでそれ以降の時期の剪定は控えたい。
樹形としては単幹にならず株立ちで育ち、株の根元付近からひこばえが生えることで横に広がっていく。

壁面に芽生えたユキヤナギ

また、花後に剪定せず放置しておくと種を形成してばら撒き実生でも増える。
発芽率はそこそこ良く斜面や壁面などの植栽が難しい場所からも次々に芽を出す。

コンクリートの隙間から生えるユキヤナギ

非常に強健で時々思いもよらない場所から芽が生えてくるので、望まない増殖があれば注意が必要である。
逆に言えば普通の花木ではとても育たないような場所でも育ち花を咲かせることが出来る。

園芸種紹介
・フジノピンキー
・黄金ユキヤナギ
・斑入り


ピンク色の花を咲かせるユキヤナギ

幾つかの園芸品種が存在しており代表的なものはピンクの花を咲かせる"フジノピンキー"
蕾の時は濃いピンク色で、開くとソメイヨシノのような淡いピンク色の花を咲かせる。

花が白くなったユキヤナギ

15日ほど咲き進むとほぼ原種と見分けがつかない程度に花色が白色化する。
通常のユキヤナギよりもやや立性で、放っておくとほうき型になりやすい。

黄金葉ユキヤナギ

1年を通して葉が黄色いタイプの"黄金ユキヤナギ"もしくは"ユキヤナギ/オーレア"
原種のユキヤナギと比べると目に見えて黄色く、新芽が育った後に緑色になることもない。
かといって原種より陽光に弱い訳でもなく、花も原種と同量を咲かせる。

斑入りのユキヤナギ

斑入りも存在する。葉に斑が入る以外は全て原種に準拠した形態を持つ。
原種との違いとして、新芽と秋の紅葉が非常に美しい。

トワいライト
この記事を書いた人: トワいライト
 
荒れた山を花の丘に作り変えたい

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