元駐車場候補地の土壌を土に入れ変えてサルスベリを植える

2020年08月14日
丘の記録
砂利だらけの土地

丘の最下部に殆ど手付かずになっている場所がある。

元々は駐車場にする予定だった場所だが、車を止めると前のL字カーブを通行車両が通れなくなると懸念され打ち捨てられた場所だ。

駐車場予定地だっただけあって土地にも砂利がぎっしりと詰めてあるので植物なんかとても植えられたものではない。

表面の砂利を取り除いた土地

と、長いこと思っていたのだが試しに砂利を40cm程どけてみるとその下は多少粘土質なもののまともな土が存在していることが分かった。

そこで不毛の土地だという考えを捨て去り、次の整地作業はこのスペースの砂利を全て撤去して植栽スペースを作ることに決める。

この忙しく暑い7月にやりたい作業でもないが、大体はやりたくないこと程先にやっておいた方が良い。

砂利が投げ捨てられた崖

ちなみに丘や山で回収した砂利は剪定ゴミと共に毎度この崖に捨てている。

昔は壁面だったのだが今はほぼ坂になった。後々この坂を骨組みにして上に土を敷き植栽が出来れば良いと考えている。

奥からL字に砂利を除去した土地

掘削の範囲を広げると、思いの他ごろごろとした砂利が出てくる。砂利というよりは瓦礫と石ころだ。

元々は駐車場にしようとしていたことを鑑みれば然もないことかもしれない。

先に掘った部分は砂利の層が薄かったようで、道路側に作業を移すほど深い所まで石が出てくる。

掘削中の現場を上から見下ろした図

現場を上から見下ろした図。

7月の日光は非常に暑い。無心でやろうと決意して実行しているが、無心になり過ぎると時を忘れて熱中症になる。

中心に穴が開いた砂利だらけの土地

固い。馬鹿みたいに固い。途中でふるいは殆どいらないことに気が付いた。

土に混じった砂利というより土壌の表面は全てが砂利そのものだからである。

この作業は分離ではなく砂利の除去という表現が正しい。元はこのスペースを砂利敷き駐車場にしようとしていたのだから当然だ。

土壌の表面の砂利を除去中

カンカンでとてもスコップが入っていかない。黒く見える部分は固まったモルタルのような状態になっている。

掘れば掘るだけ砂利だらけだ。

砂利の下から出てきた土の部分

が、それでも更に掘れば下からきちんとした土が出てくる。素晴らしい。

混ぜ込んだ土

取り除き減った砂利の分だけ黒土を投下し、堆肥などを混ぜて土らしくする。さっきまでの滅入る灰色よりはとても良い色になった。

懸念は道路と地続きで飼い犬が侵入するかもしれないということだけだろう。

私は割と重度の犬アレルギーを持っており犬が触った部分を触ると喉と肺が大変なことになる。

中心に植えられたバーベナ

モチベーションを上げる為に砂利を取り除いて耕した場所に草花を植えた。

極めて動線の邪魔だが、何日も1日中砂利を掘っては運んでいると寄り道をしたくなる。動線が駄目になっても苦労するのは私だけだ。

バーベナ・リギダの苗

植えたのはバーベナ・リギダ。品種名は紫色がベノーサで桃色はポラリス。ベノーサに近い紫色でサントスという品種もある。

初夏から晩秋まで絶えず咲いている開花時期の長さ、種でも根でも増え、電柱とアスファルトの隙間でも立派に育つ強健さを持っている。このリギダに至っては元の砂利道状態で植えても平気で定着するだろう。

しかもバーベナ系はちょいちょい連作で弱ることがあるがリギダは群生になっても弱っているのを見たことがない。素晴らしい。

改良された土地

大分土色になってきた。

砂利で埋まる崖

捨て場の坂も大分砂利だらけになってきた。その内表面に土をかぶせてユキヤナギでも植栽しよう。

ロープを掴んでいる腕

ちなみに中心に見える緑色のロープは枯れた切り株に結んであり、掴んで崖を上り下り出来る。

しかし横のコンクリートの道を差し置いてわざわざ坂をロープで上り下りするメリットはほぼ無く、どちらかというと坂の地ならしようだ。

定期的に踏むと結構沈む。

砂利がなくなってきた土地

そんなことをしながら大分砂利の除去が完了してきた。

あまり道路側の方まで土地を柔らかくし過ぎてしまうと道をカーブする通行車両の車輪がハマってしまう可能性があるので、道路までの幅を多めに残すことにする。

道幅が狭いのでヤマトのトラックレベルのサイズでも多少土地に車輪が乗ってしまうのだ。

現場を上から見下ろした図

砂利を運んで捨てる→戻る時に黒土を運ぶ→砂利を運んで捨てる という工程をひたすら繰り返す。

砂利が沢山乗せられたテミ

最後の仕上げに奥の方に少し残っていた砂利を除去した。

一度の運搬でテミに砂利を積み過ぎると重さでテミが壊れそうになるが、つい作業速度を優先して過積載にしてしまう。

砂利の除去が完了した土地

中々時間がかかったが元駐車場候補地の砂利の除去作業が完了した。

車を停めるには狭くとも植物を植えるには十分な広さがある。環境が整ったので早速植栽をはじめよう。

ダンボールに入ったサルスベリの苗

今回植えるのはWithLoveシリーズの矮性サルスベリで樹高が50cmほどに纏まるものらしい。

届いた苗が既にそれに近いサイズを持っていたので多少不安を覚える。

世の中新しい品種がドンドンと出てくるもので、小さいサルスベリなんて眉唾だ。中~高木のイメージしかない。

並べられたサルスベリのポット

カタログ通り最大サイズが50~60cmくらいで自然に樹形が整うのならばそれに越した事はないが、よしんば1~1.5m程まで育つとしてもサルスベリなら剪定でどうにかなるだろう。

覚悟を決め、ツツジの生垣程度の間隔にグラデーション順で植える。WithLoveシリーズは色が6種類あり、それぞれ

VIRGIN:白
BABE:薄いピンク
ETERNAL:薄紫がかったピンク
GIRL:ピンク
KISS:濃いピンク
Cherie:非常に濃いピンク

が存在する。

j21_sarusuberiWithLove3.jpg

新しいサルスベリの樹高がどうなるかはともかく、サルスベリは夏を象徴する花だ。

現在の丘は特に4、5月に咲く春の花木に偏っているので、サルスベリの一角を作り多少夏も華やかにしたいものである。

ただ、あまり色々な時期に咲くものを混植すると全体としての印象はどうしても薄くなってしまうので、あくまで丘のメインの花頃は春にしよう。



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トワいライト
この記事を書いた人: トワいライト
 
荒れた山を花の丘に作り変えたい

ネットにリアルタイムの連絡、発信手段を持っていないので連絡、依頼などは山まで直接よろしく候