グランドカバー戦争1

2020年06月19日
丘の記録
夏になり緑色が増えてきた丘

夏になり、土色しかなかった不毛の丘が大分緑色に染まってきた。

以前グランドカバーを植えてからというものしつこく株分けと除草を繰り返してきたが、最近は仕事量が一気に増え早朝と夜、休日を使った作業しか出来なくなっている。

よってこの緑は全てが私の意図した通りという訳ではない。

グランドカバーに混ざる雑草

近寄ってみれば一目瞭然で、緑色の半分ほどは雑草である。

一度全てを綺麗にしても、大仕事が続いて一週間ほど除草が追いつかなければもうこうなってしまう。

この時期の雑草の回復力は尋常ではない。

コンクリートに転がる抜いた雑草

しかし私の執念も負けてはいない。休日を使って山中の草を引っこ抜く。

刈払い機を使えば早いのだが、今の成長段階のグランドカバー達の隙間に雑草の根を残すとむしろ後々非常に面倒なことになる。

経験則だが初動は極力手で引っこ抜くのが良い。ただ過去にこの広さの土地を一人で相手にしたことはないので経験がどこまで役に立つかは不明瞭だ。

つるを伸ばすヒメイワダレソウ

雑草も元気だがグランドカバー側も元気が良い。この短い期間で思ったよりもグランドカバー達が善戦してくれている。

画像は地崩れを直した部分に植えたヒメイワダレソウで、既に成長点の先端部が床につくという成果。

ただやはり湿気には弱く、この梅雨で爆発的に増殖とはいかない。熱く乾燥する真夏がむしろ彼らの主戦場だろう。

壁面にへばりつくヒメツルソバ

主に壁面に植えたヒメツルソバ達は多湿に強く、この梅雨で明らかに急成長の兆しを見せている。

購入したポットとしては山全体に3ポットしか使用しておらず、殆どの株は元挿し木の穂だということを考えると中々の順風だ。

毎日訪れては千切って挿し木を作っている。特に梅雨の時期は成功率が高い。

地面と壁面に発芽するヒメツルソバの芽

彼らの増殖は挿し木だけではなく、崖の上部に挿した芽や僅かなポットについていた花が落とした種から発芽したものも非常に多い。

ほぼ壁面と呼べる部分からも種が芽吹いており、この山全体の雑草になってやるぜという気概を感じる。

地面から出て来る竹

草だけではなくそこら中から竹が顔を出してきた。

山全体の砂利を除去する時にかなりの根を掘ったのだが、地中深くに隠れていたものが相当あるのだろう。

見つけた傍から圧し折るが根を掘らなければ駆除は出来ない。しかし休日を総動員しても時間が全く足りないのだ。

コンクリートに転がる除草した竹の根

雨が降り仕事が休みになったので丸一日使って目につく竹の根を掘る。

雨に濡れながらの作業は非常にストレスがかかり心が平坦になるので、黙々と竹の根を掘るには丁度良いのだ。

際限なく出てくる竹の根だが、頭を切り飛ばされて弱っているものも多い印象である。今取り切れなくても執念で伐採し続けよう。

箱に詰まったハーブ

このタイミングでグランドカバーの新入り登場である。

彼らの名前はロンギカウリス・タイム。私は毎度ロンギカリウスと間違えて呼んでいる。

ロンギカウリスは今居るヒメイワダレソウ、ヒメツルソバと違い完全な常緑なので彼らの隙間を埋めて貰う。

坂にかけた梯子

湿気には少し弱いが乾燥には異常に強い。ぐにゃぐにゃの土地に梯子をかけて沢山届いた彼らを植えていく。

連日常に雨が降っているので水遣りが一切いらないのは良い。

グランドカバーが増えてきた坂

梅雨に入ってからというもの植物は良く育ち、全ての雑草を抜いてもこれだけ緑が残るようになってきた。

素晴らしい。続けていこう。

かなりグランドカバーが増えてきた坂

最近は仕事前に寄って草を抜き、仕事帰りに寄って草を抜きの作業をひたすら繰り返している。

その甲斐があって大分グランドカバーが増えてきた。グランドカバーは増える前だと雑草にめっちゃ簡単に負ける。

絶対に今管理を怠る訳にはいかない。ちなみに増えきった後でも管理しなければそこそこ飲み込まれる。

グランドカバーに混ざる雑草

角度を変えて見ると雑草が残っていることに気が付くのでその都度引っこ抜く。

丘の殆どが土色だった頃は雑草が生えていれば一瞬で植栽したものと区別出来たのだが、今はそうはいかない。

黒土の山

除草作業と同時に知り合いとトラックで買ってきた黒土や堆肥を使って土壌改良に勤しんでいる。

以前の改善作業では砂利の撤去が精一杯だったのでこの機会にやっていこう。

改善された土壌とユキヤナギ

ほぼ砂利を取り除いただけのクソ土壌でユキヤナギ達もよく頑張ってくれている。

今の私に出来るせめてもの手向けだが、全体の土を掘り起こしよく堆肥などを混ぜていく。

改善された土壌とユキヤナギ

とにかく作業は雑草とのいたちごっこで、現在仕事で忙しい状況の私では大分後手後手になってしまっている。

仕事柄雨で休みになる時もあるのでそういった日をとにかく生かす。

夜になった丘

最近は仕事終わりに暗くなるまで作業することが多くなって来た。とにかく時間が足りない。

多少は寝ないと翌日の仕事に差し支えるのだ。人間の体はあまりにも軟弱に尽きる。植物か機械の体が欲しい。

堆肥を混ぜた地面

冬、春のように一日中丘に篭ればすぐに終わるだろう作業だけに口惜しい。牛歩のように丘の土壌を耕していく。

元気なユキヤナギ

常々思うが、ユキヤナギは見上げたものだ。

人間はすぐに腹が減るし眠くなって面倒だし要らないこともやる。面倒でしかない。

見下ろした丘

今のところはグランドカバーを植える主目的だった土留めを各々よく果たしてくれているようで地崩れは起きていない。

彼らが雑草と勝負出来るのは良くて来年だろうから、それまでは私が意地でも彼らを守りきろう。

今が特に正念場だ。



s11.png 🔜 人間の体の限界と石版

s9.png 🔙 ミツバツツジの植栽実験


トワいライト
この記事を書いた人: トワいライト
 
荒れた山を花の丘に作り変えたい

ネットにリアルタイムの連絡、発信手段を持っていないので連絡、依頼などは山まで直接よろしく候