擁壁の植え枡にひしめく切り株を全部引っこ抜く

2020年05月07日
外の記録
山の地図

丘も庭も整地が一旦完了したので、そろそろ山の外側の管理に着手する。

外側はこの山でも人通りが多い道路に面している箇所で、丘を一番上まで登りきった場所にある。

今回はこの一画を整地したい。

枯れ木と枯れ草

画像に写っているのは防火水槽がある長方形のスペースで、この右側に100cm程の幅をもつ擁壁の天端が50m程の長さで続いている。

去年は巨大なカラタチが占拠していたこの場所も伐採などを経てそこそこ綺麗になった。これでも相当に綺麗になった方なのだ。

が、ここの一番の問題は葛、ヤブガラシなどのつる類が夏になると周り全てを覆い尽くすことである。今回はそれらの根の根絶も大きな目的だ。

草刈り作業後

四角いスペースの東側は市に防火水槽として貸し出しているらしく、1年に1回ほど草刈りが入ってくれているので軽く刈払機をかけるだけでも非常に綺麗になる。

積み重なった枯れ枝

しかし、貸し出していない部分はこの有様である。

今のようにボランティアを始める前は恩人から一年に数度仕事として山の管理を引き受けていたのだが、当然恩人の私有地を二人で綺麗にしたところで一銭にもならないどころか仕事として私に払う報酬だけでも赤字であった。

ただでさえ赤字なのにゴミ代なんて出したくないという恩人の事情から切ってはそこら中に放っておいた草木や竹の残骸が、後々私を非常に苦しめることになる。

特に恩人が私と出会う前から丘に長年並べ続けた竹の残骸の撤去は、それだけで丘のひとつの窪みを平らにする程だった。

木がひしめく擁壁天端

擁壁の天端の半分は土が入れられて植え枡になっている。

今の時代の工事であれば間違いなくコンクリートで埋めきられるだろうそのスペースには、手の付けられなくなった木々がぎゅうぎゅうに詰まっているのだ。

外側から見た擁壁天端

外の道路側から見るとこうなっている。

去年の夏に一度頭と側面を飛ばしているのでこれでも大分マシになっているが、何よりも暖かくなってつるが顔を出してからが非常に良くない。

緑色の擁壁天端

初夏につるが顔を出したばかりの頃の写真が残っていた。

オレンジの線までがこの山の土地だが、水色の線まで緑が飛び出しているのが確認出来る。整地を行う前は山中で全方位にこうして緑が侵食していた。

自転車のカゴに乗ったスコップとジョウロ

かなりきつい作業になることを見据え、ホームセンターで新しいスコップとついでにジョウロ(8L)を購入。

この山の管理を始めてからというもの私の財布は相当に薄くなった。

恩人はこの半年間逐一報酬を払いたがってくれるのだが、始めに自由にやらせて貰う代わりに金銭は受け取らないと約束を交わしたので反故には出来ない。

根掘り中

30センチ程幹を残して頭を飛ばした木の根元に渾身の力でスコップを突き込み根を掘り上げる。

植え枡のスペースが狭いと正直舐めていた。根幅も深さも大したものである。

更に根掘り中

しかし新しいスコップの力も大したもので、振り下ろしのごり押しで大分根を切ることが出来る。

駄目になったノコギリなどで根切りする時間を大幅に短縮出来るので有り難い。新しいスコップを買ったのは正解だった。

地中から出てきた太い根

無心でスコップを振り降ろす。

時を忘れて作業に没頭しているが、作業用に流しているVtuberの咆哮が時々私の精神を現世に呼び戻してくる。

つる植物の芋根

木の根と同時につるの芋も丁寧に掘り起こす。先々を思えばこの芋をどれだけ取り除けるかが非常に大事である。

木の根は放置してもまだ大事にはならないが、現在地でつるを放置すると本当に手がつけられなくなる。

根掘り中の擁壁

はじめに相当な時間がかかることは覚悟していたが、1mを掘り進むのに尋常ではない時間がかかる。

工事の際に混入しただろうアスファルトの欠片や鉄筋などが大量に混じっており、それらが全力で足止めをしてくるのだ。

根掘り中の木の根

やたらと体力を使う以外はマインクラフトで整地作業をしている時と変わらない。

無心で掘り上げる。

根掘りが進む擁壁

少しづつ進む。

土中に見える根

無心で掘る。

管理が進む擁壁

大分綺麗になってきた。

画像が膨大になってしまうので相当端折っているが、作業開始からここまでで5日が経過している。

木の根とつるの芋が断層のように重なっており、隙間に平らなコンクリートの欠片が沢山埋まっている。それらの撤去に尋常ではない時間がかかるのだ。

椿の木

生えている木の中でも特にサザンカとツバキが問題児で、横を通る通行人の人々がチャドクガに皮膚をやられるらしい。

それを全力で切り倒し引き抜いている私の全身は今本当に酷いことになっている。

それを気にしていると作業出来ないので無心でやっているが、正直見るに、感じるに堪えない。

防火水槽にかけた梯子

作業7日目。帰宅した後に再び擁壁の上まで戻るのが大分面倒である。

入り口として通行可能なルートが手すりのない45度の斜面で、非常に乾燥していることから時々滑ると砂漠の滑走シーンみたいになるアトラクションロードしかない。

そこでショートカット作りを行う。防火水槽に梯子をかけ

雑草を取り除いた防火水槽g

笹などを取り除き進行ルートを確保する。

擁壁の下に落ちた枝ゴミ

ちなみに引っこ抜いた根や竹などはひたすら下に投げているので擁壁の下は一時的な地獄と化している。

梯子をかけなくても上手くやれば上に登れる程度にはゴミが積み重なった状況だ。

擁壁天端の下に位置する庭の奥部は未だ竹が残っている未開地なので、枝ゴミを投げ捨てても潰れて困るものがないのは楽で良い。いずれ全て花で埋める。

枝ゴミを片付けた防火水槽上

梯子の上に当たる防火水槽上部を全部綺麗にした。相当端折っているがこの作業のみで2日を消費している。

防火水槽の以前との比較画像

元の画像と並べると変化が分かりやすい。

この山の管理において常に私を苦しめるのは過去に恩人と床に投げ続けた枝ゴミ達だ。

枯れ草に混じって枝や竹がごろごろと転がっており何をするにもまず撤去から始めなければいけない。

崖に投げ捨てられた竹の枝

動線が極めて悪化したので、擁壁上から投げ捨てた根などを丘のゴミ捨て崖に全て移動する。

ついでに庭の奥に生えていた竹を全て伐採。運んで片付ける。

上から落とした枝根よりも伐採した竹の方がゴミとして多い。前は山の殆どがこれに占拠されていたのだから堪ったものではなかった。

重機で運ぶには山の動線が現実的ではなく、全て手掴みで運んだので片付けのみで丸1日消費する。

はしごが立てかけられた防火水槽側面

ショートカット完成。これで山にリスポーンしてすぐに擁壁の上まで戻ることが出来るようになった。

下から見上げる擁壁

尚、庭奥の竹を除去したことで擁壁に直接梯子をかけられるようになったので早々に上記のルートは必要がなくなる。然もない。

何れにしろルートを開拓したので擁壁上の作業に戻ろう。

根掘り中の木の根

引き続きノコ刃(使い捨て)とスコップで根を断ち切り掘り上げていく。

根掘り中

無心で掘る。

ノコギリで値切り中g

はじめは微動だにしない木もノコで太い根を切り続ければ

地面に刺さったノコギリg

ズゴンと抜けるものである。現実はそんなに簡単には抜けない。

地獄のように汗をかき室町時代の農民に混じれる程茶色になりながら引っこ抜いている。

根の除去が完了した擁壁

苦労の甲斐があって大分綺麗になってきた。そろそろ植物を植えられる段階だろう。

植栽を急ぐ必要は全くないし動線的にはむしろ邪魔で仕方ないのだが、目に見える成果はモチベーションの向上に繋がる。

袋詰めのニワザクラ

この間大量に購入したニワザクラを再び買ってきた。最近こればかり買っている。

g33_youheki6.jpg

防火水槽側の擁壁天端の木の根の撤去と植栽が完了した。

ここまでの作業にかかった日数は16日で、突き当たりの門の先に丁度同じくらいの長さの擁壁が残っていることを考慮すると大体1ヶ月程で整地作業を完了出来るだろう。

体力的には余裕だがチャドクガの抜け殻の被害が凄まじい。痒いを通り越して痒い。

チャドクガさえいなければツバキの庭木としての評価は何百倍も上がっているだろうと認識した16日間だった。



s9.png 🔜 続いて擁壁の植え枡に生えた切り株を全部引っこ抜く

s7.png 🔙 丘にグランドカバーを植える


トワいライト
この記事を書いた人: トワいライト
 
荒れた山を花の丘に作り変えたい

ネットにリアルタイムの連絡、発信手段を持っていないので連絡、依頼などは山まで直接よろしく候